ダイヤモンド発見から3日後・・・

Country
USA
Location
Crater of Diamonds State Park
Schedule
2013-11-09-2014-02-04
Target
Diamond
2014年1月16日。
なんと記念すべき50回目の採掘!!

これまでずっと世話をやいてくれていたのが、
公園スタッフのマギー。
ダイヤモンドを探すヒントや、
ここで見つかる石のこと、
キンバリー・プロセスのことなど、
いつもやさしく対応してくれた。



この日は、事務所で、
キンバリー・プロセス問題の相談・・・

そんな時、ひとつのノートに私は釘付け。
ダイヤモンドが見つかると、
データをパソコンに入力しているのは知っていたが、
なんと手書きのノートにも記録していたのだった。
アナログ感満載の手書き!だけど、
そこにはきちんと私の名前が記録されている!
JAPANの名も刻まれた!!
勝手に日本代表気分♪



ダイヤモンドが一つ見つかったので、
次は大きなものを見つけたいと相談。
すると・・・



過去に大きなダイヤモンドが見つかった場所を
教えてくれた。

この公園で見つかった大きなダイヤモンドは、
アメリカでもニュースになっている。

2013年だと、
12歳の少年が公園に来て、10分ぐらいで
5.16カラットのダイヤモンドを発見したり・・・

さらに私がこの公園に来るほんの少し前には、
14歳の少女が3.85カラットの
美しいイエローダイヤモンドを見つけている。

どちらも数百万の価値がある物。
他の国で産出されるダイヤモンドの
数十倍の価値が、この公園のダイヤモンド。

ちなみに、大きなダイヤモンドのほとんどは、
プロフェッショナルの人ではなく、
一般の来場者が見つけているらしく、
その場所を見れば、わかるみたい・・・

いいなぁ、いいなぁ、
次は私もそんなおっきいの見つけたい!!!



ここは、私がいつも行かないエリア。

2カラット以上のダイヤモンドには、
見つけた人が名前を付け登録することが出来るので
もし見つけたら、なんて名前にしようかな~なんて、
妄想しながら腰を曲げて歩き続けるも、
そう簡単には落ちてない。

ということで、すぐに諦め、
いつものように、砂利を洗う作戦に変更し、
いつものように、洗った砂利を持ち帰る。




その夜のこと。



持ち帰った砂利にはないと思っていたが、
私がダイヤモンドを発見したことにより、
やる気が出た、もうひとり。
この日の砂利のチェックを担当を志願。

しばらくして、
とんでもないことを言い出した。




『たぶん、あったわ!』




固まる私。




何それ?
どゆこと!?




『どこにあるか言わないから、
 見てみて、たぶんだよ。』







言われるがまま、懐中電灯で照らしながら、
砂利を目で追っていくと・・・。



はっ!!!!!



あったわ!!!
確実にダイヤモンドだわ!!!
この輝きは、ついこの間のと同じ!!!


なにこの展開!!!???


この2ヶ月、毎日「No Diamond!」だったのに、
ここに来て急に勢いづいたチームJAPAN!!


わ、笑いが止まらない!!!



翌日、再び公園の鑑定コーナーへ一目散。



やっぱり、ダイヤモンド確定!!!



重さは、前回よりも軽いけど、
白く、明るく強い輝き☆



とここで、また新たな事実を知る。

ダイヤモンドを見つけると、
前回はケースにいれてくれたが、
なんと、2つ目からは有料。
外の売店で、自分で買わなければならない。
それか、そのままお持ち帰り。
なので、もちろんお買い上げ。
ダイヤモンド原石が見つかってるので、
そんなの気にしない~♪



最後に、証明書カード。
前回は、私が見つけたので、私の名前。
今回は、もうひとりが発見。

ちなみに、採掘作業的には・・・

① 土壌を掘り、バケツに入れ、洗い場に運ぶ。
② スクリーンの1段目で大きな石を取り除く。
  一応、大きなダイヤモンドがないかチェック。
③ スクリーンに溜まった泥を取り除く。
④ スクリーンを揺らし、中央に重い石を寄せていく。
⑤ スクリーンの砂利を、デスクに出す。
⑥ デスクの上の砂利を確認。
  見終わった砂利の中央部分を持ち帰りバケツに入れる。

あらためて・・・

① 土壌を掘り、バケツに入れ、洗い場に運ぶ



② スクリーンの1段目で大きな石を取り除く。
  一応、大きなダイヤモンドがないかチェック。



③ スクリーンに溜まった泥を取り除く。



④ スクリーンを揺らし、中央に重い石を寄せていく。



⑤ スクリーンの砂利を、デスクに出す。



⑥ デスクの上の砂利を確認。
  見終わった砂利の中央部分を持ち帰りバケツに入れる。



これはダイヤモンドが見つかって余裕があったので、
作業手順を記録するため私が全部やった写真だけど、
作業効率を上げるため、通常は二人分業制。
もうひとりが、主に力仕事の①~②を担当。
私は、③~⑤を担当。
⑥は、二人もしくは手が空いている方が担当。
といった感じ。

同じことをしてても、飽きてくるので、
作業を変わることもあるし、
1日いろんな場所から土を掘ってくるので、
どこで誰が堀ったものかもわからない。

だけど・・・
『あなたの名前の方がいいんじゃない?
 チームでやってるし、あと一人が多く出した方が、
 歴史に名を刻めるんじゃない?』

というので・・・



代表で私の名前。
チームJAPAN!2つめのダイヤモンドゲット!!!
今年見つかったダイヤモンド5つの内、
2つがチームJAPANだなんて!
うぉーーーっ!なんかすごい!!


さらに!!!



公園の入口のビジターセンターには、
モニターがあって、
そこには最近出たダイヤモンドの画像が載っている!
もちろん、チームJAPANのダイヤモンドも!!!
はうっ!
あこがれのモニターに映ってる!!
あれです、あれ!




あれ、私が見つけたダイヤモンド!!!




あ~、うっとり・・・