続・ダイヤモンドを買う

Country
USA
Location
Crater of Diamonds State Park
Schedule
2014-10-15-2014-11-06
Target
Diamond
「Crater of Diamonds State Park」で
見つかるダイヤモンドは、年間500個ぐらい。

実は、そのうちの半分ぐらいは常連さんが見つけている。

というわけで、観光客的な人達はほとんどの人が、
ダイヤモンドを見つけることが出来ない。

でも、公園の外には、
「Crater of Diamonds State Park」のダイヤモンドが、
いっぱい。

アンティークショップ、ジュエリーショップ、雑貨屋さん、
いろんなお店で「Crater of Diamonds State Park」の
ダイヤモンドが売っている。

私みたいに、ダイヤモンドを自分のものにしたい人もいれば、
見つけたダイヤモンドを売って、生活している人もいる。
なので、ダイヤモンドの原石を買うことが出来る。
もちろん見つけた人の名前&日付が入った証明書カード付き。

私がいつも買うのは、
お馴染みの質屋さん、パウンキングス。



どんなダイヤモンドが入荷してるか、
8ヶ月ぶりに訪ねてみると・・・



でた!!!

大量のダイヤモンド!!!



今までこんなに売ってるの見たことないってぐらいの量。
お店のティムに聞くと、
この夏、たくさんのダイヤモンドが見つかったのだとか。
こりゃあ、色も形もサイズも選びたい放題。



アーチャーのダイヤモンドは買ったけど、
他にもお土産にいくつか買いたいと考えていた。
私が欲しいのは・・・
色や形はもちろんなんだけど、
一番重要なのは、誰が見つけたか。

私が探しているのは・・・

今この町に住みダイヤモンドを採掘して生活している
Adam Hardin(アダム)
私のダイヤモンドハンター友達。
まだダイヤモンドを見つけられていなかった時、
勉強用として買った初めてのダイヤモンド原石もアダムのものだった。

そして、いままで何個も見つけていて、さらに!
2014年4月15日に、6.19カラットのビッグダイヤモンドを見つけた
David Anderson(デビッド)
デビッドはこのダイヤモンドを売却したお金を、
慈善団体に寄付したりしている。
とても素晴らしい人だと思う。
公園でよく見かけるけど、なんとなく声をかける勇気が出ず、
今まで話しかけたことはなし。

彼ら二人は、今の時代のアーチャー的な存在。
二人とも憧れのダイヤモンドハンター。
その二人が見つけたダイヤモンドが欲しいと思っていた。

二人とも、いっぱいダイヤモンドを見つけていて、
それで生活しているので、ここにもいくつか置いてあった。

その中から、
色・サイズ・形がいいものをチョイス。

ちなみに、
「Crater of Diamonds State Park」のダイヤモンド・・・

カラーは、イエロー、ブラウン、ホワイトの順でイエローが一番レア。


(これは公園スタッフのマギーが見せてくれたもの)

形は、12面体、24面体が多く、
いわゆる一般的にダイヤモンドの原石の形と言われる正八面体は、
ほとんど見つかっていない。

という感じで、お値段はと言うと・・・
だいたい、1ポイント(0.01カラット)で、
10ドルぐらい。

それが最低ラインで、
形が美しく、そして欠けや傷が無く、色がイエローだったりすると、
数倍に跳ね上がったりする。

これが、「Crater of Diamonds State Park」のダイヤモンドの相場。
もちろん、証明書カード付きでのお値段。



というわけで、
気に入った、アダムと、デビッド。
そして、私が初めてダイヤモンドを見つけた時に出会った、
エルフリングというおっちゃんが見つけたものと、
アダムの友達のダイヤモンドもキレイだったので、
お買い上げ♪

ちなみに、ダイヤモンドの原石を、
そのまま国外に持っていくことは法律上出来ないので、
このあと、すべてアクセサリーに加工。

この法律は、キンバリー・プロセスといって、
紛争ダイヤモンドをなくすための制度。
紛争ダイヤモンドのことを描いた、
ブラッドピット主演の映画「ブラッドダイヤモンド」を見ると、
すごくわかりやすいので、おすすめです。

ここで見つかったダイヤモンドは、
まったくそういったこととは関係ないもの。
どこで、誰が採ったのか、
これほどまでにはっきりしているダイヤモンドは、
世界中探しても、他にないと思う。

私はそこに、他にはない価値があると思う。

パウンキングスのティムとはもうお友達なので、
勝手にディスカウントしてくれるという展開。

ちなみに、アダムが出したベストダイヤモンドも売られてた!



でっ、でかい!
大きければ大きい程、値段もするけど・・・
ちょっぴり変な形だからか売れてなかった。
でも、アダムが汗を流して見つけた立派なダイヤモンド。

やっぱりアダムは私の憧れ。