天然真珠はどこに!?聞き込み調査

Country
Bahrain
Location
Manama
Schedule
2014-06-16-2014-06-21
Target
Natural Pearl
ドバイからバーレーンへのフライト。

期間は決めずに行こうと思ったけど、
空港で、出国チケットがなければ、
搭乗出来ないと言われ、急遽チケットを取ることに。
カウンターで値段を聞いたら超高い!
ムリムリムリムリ!!
すぐにテザリングしてネットで予約。これだと安い!

バーレーンはペルシャ湾に浮かぶ小さな島国。
滞在は、6日間に設定。
このぐらいあれば、たどり着けるか、
これ以上いてもたどり着けないとジャッジできる。
まあ、チケット変更して、延長や短縮してもいいし。
とにかく行ってみるべし!



あっという間に、
バーレーンの首都マナーマに到着。

ゲートを出ると・・・



「Cultured Pearls」

って何?

調べてみると・・・

養殖真珠。

つまり、養殖真珠の持ち込み禁止、
ということ。

さすが、天然真珠の国。
これは期待が持てる!!

向かったのは、
ゴールドスーク(金の市場)があるエリア。
イエーイ!バーレーン!



ここを拠点に探しに行けば、
きっと真珠のお店があると思ったから、
ゴールドスークの近くに
宿を押さえた。

バーレーンもドバイと同じく、灼熱!
気温は40℃を越えている。
半袖で出歩きたいけど、
バーレーンはイスラム教の国。
ドバイよりも宗教的規制が厳しいと聞いた。
観光客でも女性が肌を見せるのは
あまり好ましくないということで長袖!!

ドバイへ戻る日も決まっているので、
時間を無駄には出来ない。
いざ、ゴールドスークへ。



2階に上がると、
さっそく真珠のお店発見!!



わおっ!
普通の真珠もあるけど、
貝殻にひっついたままの真珠を使った
ペンダントトップも。
こんな風にアクセサリーにすることもあるんだ。
貝殻の部分を上手にいかしてて、メモメモ。
自分でも作れるかな?

ショーケースの中には、真珠がついた貝殻も。
お願いして見せてもらう。



これが真珠が入ってる貝なのかな。
意外と小さい。
でもこんな真珠見たことなかったから、不思議。
出来損ないかと思ったけど、
立派な商品。ちゃんとお値段もついてる。
ぎょっとするお値段だった。

私が知っている真珠は、
よく日本のTVショッピングで見かけるような、
形が整った大粒のもの。
あれは、核と呼ばれる丸いものを貝の中に入れ、
養殖しているから、大粒だったり、
形が整ったりしているけど、
バーレーンの天然真珠は、
自然の中で偶然できるものだからか、
やっぱりあまり大粒のものはない。

貝殻についた真珠でいい値なのだから、
もちろん普通の真珠はもっと高い。
これは天然真珠、恐るべし!!

で、話しは戻って、貝殻があるって事は、
お店の人、真珠採り出来る場所知ってるはず!

『私たちは真珠を自分で採りたい!
 どこで採れますか?』

と真珠買う気まったくなしの失礼な質問。
すると・・・

「バーレーンのこの辺だよ」

と親切に地図で教えてくれた。
そして場所の名前をメモに書いてくれた。



AL DAR RESORTS
AL DAAR RESORTS

どっちかわからないけど、
どっちかってことね。
どっちにしても、リゾートなのかな?

なにも買わなかったけど、
お土産に真珠が入っていたと思われる貝殻もくれた。



とっても優しい二人。ありがとう。
一軒目にして、貴重な情報をいただいた。



外に出てみると、壁に写真もあった。
すごーーい!こうやって、貝を開くと出て来るんだー!
こんなの出てきたら、テンションあがるだろうな~!
海女さんみたいに、潜る人がいるのかな?
私も採りたい!!

宿に戻り、すぐさまネットで検索。
あっさりホームページを発見。

そこには・・・

「Pearl Collecting」の文字。

これだ、きっと!!
でかした!!!

パールコレクティングなんて、
おしゃれな名前。
セレブリティな名前だと思ったのは私だけ!?

でも、詳細や料金などなにも情報がない。
ということで、こんな時は電話!

もちろんバーレーンでも空港でSIMをゲット。
電話してみる・・・

バーレーンは結構英語が通じるので、
私の英語力でもトライ!

すると・・・

明日はやってない。
やってる日を調べて、
明日こちらから連絡する。
というようなことを言われた。たぶん。

電話の相手の英語は正直、わけわからなかった。
隣にいたもうひとりは、
なんだって?なんだって?行けるの?行けないの?
って聞かれても、私にもわからんっ!!!

仕方ない、待つことにしよう。

が、翌朝まで連絡はこなかった。
なので、果敢に、もう一度電話してみることに。

すると・・・

どうも今日は船の調子が悪く、船が出ないみたい。
じゃあ、明日は?明後日は?

と話してみたが、
クセのある英語を話す相手に、お手上げ。
私の英語力では、話しが進まないので、
メールでやりとりするようにお願いした。
こちらからメールを送り、
返信してもらうことに。

Hi...
My name is Natsuyo Ishinoda. Is Japanese.
Have been listed in the previous phone.
We are now staying in manama.
I want to go to Pearl Collecting tomorrow
or the day after tomorrow.
Tomorrow or the day after tomorrow is if no good,
we can also Friday.
Occupancy is 2 people.
Mobile phone number of Bahrain is 38104161.
Thanks in advance.
Natsuyo Ishinoda

こんな感じ。
英語が正しいかよくわからないけど、これを送信。
なかなか返事がこない。
・・・英語が変だったのかな!?

しびれを切らし、もう一度電話したら、
20分で送るから大丈夫と言われた。
メールの文章、一応、伝わったのかな?

・・・20分後、メールが来た!!

明日、行くことが出来る!だって。
でも、メールはよく見ると、
we have available trip tomorrow on Thursday, June 19th
メールでは、明日19日(木)だけど、
この日は17日(火)。明日は18日(水)。

明日か明後日かどっちやねん!!!

再度電話すると、
風が強く天候が良くないので、
明日もダメそうとのこと。
だから、明後日ね。
ということになった。
はぁ。ものすごく頭を使う。

とにかく予約はとれたっぽい。
けど、ホントに行けるのか、ちょっと不安・・・
天候の問題があるとは、想定外だった。

とりあえず今日と明日の二日間は、
暇になってしまった。

普通の観光には興味がないので、
ゴールドスークとは別の場所にある
ゴールドシティーへ行ってみることに。



ゴールドスークより、ここのほうが店が多いし建物が立派。
品揃え豊富な真珠店がいくつかあった。
が、一番すごかったパールショップはクローズ。

クローズなのをいいことに、
ショーウインドウ越しにかぶりつきで拝見。
それはもう、あのトランペットを眺める黒人少年のように。
できれば、謎の紳士が現れて、真珠を買ってくれる・・・
というような展開を期待したけど、特にそんなことはなく。



こんな感じのが天然真珠なのか。
小さなものばかりかと思ってたけど、
大粒のものもあった。
天然真珠だけあって、形も様々、みんな表情がある♪

翌日は、ちょっと遠出して、
天然真珠採りの準備。

おそらく真珠採りは、
船で沖に行って、真珠を探すのだと思う。

そこで、探しているのは、
シュノーケリンググッズと
アクアシューズ。

水中メガネがなければ始まらない。
シュノーケリンググッズは、
貸してくれるような気もしたが、
もう電話はうんざり。
メールはいつ返信がくるかわからないので、
自分で準備することに。



中東らしい街並みを見渡しながら、
宿の周りの商店を見ても、
そういったものはなく、
あてもなくさまようと、
小さなショッピングモールを発見。

水中メガネは無かったが、
2階にある薄暗い激安ショップで、
1枚1BD(約300円)のTシャツをゲット。
よし、これを海女さん衣装にしよう。

なかなか水中メガネがないので、
タクシーで、一番大きなシティーセンターモールへ
行ってもらうことにした。

なんとモールの中にスイミングプールがあった。
入口には、なぜだか黒ずくめの女性ばかり。
イスラム教徒の女性達は目元だけかろうじて見え、
全身黒ずくめのアバヤと呼ばれる衣装を身につけている。



看板を見ると、どうも今日はレディースデーらしい。
なるほど!他の男性の前では肌を見られちゃいけないからか。
でも、どうやって泳ぐんだ!?

みんなプールの中でも黒づくめ!?

気になるけど・・・、水着を持ってなかったので諦めた!
後で、知ったのだが、レディースデーの時は、
中のスタッフも全員女性なんだそう。
全身を包むウェットスーツの様な黒い水着もあるみたい。

それはさておき、
隣にあるスイミングウェアを売ってるお店で、
シュノーケリンググッズとアクアシューズを発見。
いいお値段だったので、
シュノーケリンググッズは1つだけにした。
まあ、これで準備は万端!!

翌日、11時にホテルを出発。
宿の周りでタクシーを探すもなかなか見つからない。

集合時間は12時間。間に合わない!
と、アラブのおじちゃんドライバー発見。

15BD(約4500円)って言われたけど、
高すぎる!!うそばっかり!!!
外国人だと思って、ふっかけてきてるって、わかってるぞ!
12BDになって、さらに10BDまで値切った。
これでも高い気もしたが、
もう時間がないので、行ってもらうことに。



そして、30分ぐらい走ったところで・・・
車が止まった。

きたーーーーっ!!!

海!!!

ペルシャ湾!!!

さあ、天然真珠見つかるかなー!?