アポなし工場見学

Country
Czech
Location
Podsedice
Schedule
2014-05-11-2014-05-21
Target
Garnet
リンホルカで毎日ガーネットを拾い、
ガーネットを見つける目とテクニックは上達!

今探せば、ポドセディツェでも
大きいガーネットを見つけられるかもしれない。

というわけで、この日は、
ふたたびポドセディツェの採掘現場へ。

が、この日、ゲートはクローズ。



重機でトゥルノフの作業員の方達が採掘していたが、
私たちの方からはとても遠く、
手を振っても気づいてもらえない。
おーーい!おーーーい!ダメか・・・

道路から、採掘現場までの道で待ってみても、
誰も来ない。
今日は中に入れないかな。

と、その時、ふと下を見ると・・・



ここにもガーネットが!

ダメ元で探してみると、結構大粒のいいのが落ちてる!
大きいガーネット程、光が抜けないから、黒く見える。

今までで一番大っきなガーネット発見!



太陽が出てきて、ものすごく暑いーーーーーーーー!!

途中、入れ物のフタが開いていて、
見つけた大きいガーネットがなくなってて焦ったりしつつも、
ちゃんと見つけ出し、汗かきながらいっぱい拾った。

やっぱり企業が採掘する場所のそばだけあって、
しっかり探せば、大きなものが埋まっている。
ここのところ雨ばかりだったから、
ガーネット探しにはいい状況だったのも幸いした!

調子に乗った私たちは、
その足で、近くにあるトゥルノフの会社へ。



採掘現場でダンプカーに積まれた土は、
このあとどうなるのか?
ずっと気になっていた。

ちょっと見に行こうぜ!
とばかりに、アポなし訪問。

すると・・・

「今日はもう仕事終わりだから、
 明日来てね。」

って、ホントに!?
明日来たら、工場見学!?
行ってみるもんだ!!
言ってみるもんだ!!



明くる日。
意気揚々と工場へ。

すると・・・

「工場見学!?そんなの出来ないよ!」

ガーーーン!!!

昨日会った作業員の方がいない。
とりあえず、
『昨日、明日来てと言われた』と翻訳を見せるが、
それでもNo!ダメダメ!って感じだった。
どうやらこの人は、ここの偉い人のよう。

言葉がわからなくて、わたわたしてたら、
しょうがないなって感じで、作業員の方を呼んでくれた。

おっ!

おおっ!

工場見学いいの?

「OK!」

作業員の方が工場へと案内してくれた。



トラックが運んできた土が機械の中に投入されていく。



水で洗い流され、さらに大きい石は砕かれ、
くるくる回る機械で洗浄。



ベルトコンベアーで運ばれた砂利はさらにごしごしもみ洗い。



泥水と一緒に溜まった砂利。
手ですくって見せてくれた中に大粒のガーネットが。



へ~~~!こんな風にしてあの土の中から、
ガーネットを選り分けていくのか。
それにしても、こんな大がかりなシステムで、
あんな大量の土を洗っても、
カット出来るような大きいガーネットが見つかるのは少しだけ。

ボヘミアンガーネットが貴重な理由が、
少し分かった。
これは大変だ。

こうして工場見学は終了。



最後は、社長さんと案内してくれた作業員の方と
記念撮影。

いきなり来て、ごめんなさい。
突然の訪問だったのに、工場見学させていただき、
ありがとうござました!

そして、もう一度、採掘現場へ。
私たちにはやり残したことがあったのだ。

それは・・・



この方に会うため!
この町にやってきた一番最初の日に、
ポドセディツェのトゥルノフの採掘現場で、
私たちを中に入れてくれた人。

もう一度ちゃんとお礼を言いたかった。
昨日はいなかったけど、
今日はトラクター的なものに乗って働いていたので、
全力で手を振り、気づいてもらえた。
仕事中にもかかわらず、こっちに来てくれた。

ガーネット探ししてもいいか聞くと、
「いいよー!」って感じで通してくれた。
この日は、一緒にガーネット探してくれた!
世界中を旅してるって言ったら、笑顔。
私もハッピー♪

おもしろすぎて、やめられない!!