ボヘミアンガーネットの産地と思われる
ポドセディツェという町。
プラハからは、まず鉄道でロボシチェという町に向かう。
世界の車窓からに出てくる電車みたい。
通路トビラ付きの広いボックス席。
片道約1時間。モルダウ川に沿って、北上していく。
ボヘミアの川よ~モルダウよ~♪
って歌える贅沢。
車窓から見える景色は、
だんだんと鮮やかな黄色の菜の花畑に変わっていく。
ロボシチェは小さな町だった。
かわいい建物でいっぱい。
外国人や旅人はいないので、
観光地ではなさそう。
事前にネットで調べたところ、
ロボシチェからポドセディツェまでの距離は、約10キロ。
地図を見るとバスか電車の駅がありそう・・・
でも、ハッキリしたことはわからなかった。
そしてポドセディツェ付近の宿も見つけられなかった。
そこで、ロボシチェでいろいろ調べようと、
2泊宿を予約したところ・・・
ロボシチェに行く前日、
チェコ語の単語を駆使し、ネットで調べた結果、
ポドセディツェ近くの町で宿を発見。
急遽ロボシチェの宿を1泊キャンセルすることに。
というわけで、この町は1日だけの滞在。
町を散策していると、
偶然、ミニホームセンターを発見。
実は、プラハにいたときから、
日用品店を探していたが、
プラハの観光地には、そんなものはなかった。
チェコ語で書かれたガーネットについてのサイトに、
川からも採れた的な情報があったので、
ザルと熊手を買いたかったのだ。
ちなみにこの町、ジュエリーショップはなかった。
ボヘミアンガーネットの情報はなし。
その代わりといっては何だけど、ステキな洗剤を発見。
じゃん!! ジャパニーズガーデンの香り!!!
ってどんな香り?
ってことで、確かめるべくお買い上げ。
あとは、超巨大なイチゴも発見。これで一個。
翌日。
次に泊まる宿までは、
バスでも行けることがわかったが、
宿がバス停からなかなか遠かったのと、
雨が降っていたので、
宿のスタッフにお願いして、
タクシーを呼んでもらった。
運転手さん、無事私たちを宿に送ってくれた。
しかし、この宿、
チェコ語で検索しなければ
見つからなかっただけことはある。
英語が一切通じない。
チェコ語オンリー。
すかさずスマホで翻訳
だけど、翻訳のチェコ語、
あまり通じず・・・なぜ!?
事前にネットで予約していたので、
予約確認書を見せ、なんとか部屋に入れてもらう。
ここが想像以上のお部屋。
窓からは、満開の菜の花畑!!!
絵画そのものみたい!
お部屋のベッドの真上には天窓まで付いてる!!
これは、寝ながら星が見えちゃいそう!
さて、肝心のボヘミアンガーネットの産地だが、
ここで私たちの秘密兵器登場。
チェコ語で書かれたサイトに、
ガーネットが産出する場所の地図
が載っていたのだった。
しかも、何カ所か場所がある。
全部行けば、どこかにはあるだろう。
そんな気持ちではまずは、
一番有力な場所、ポドセディツェへ。
菜の花畑~♪
ポドセディツェの近くの宿といっても、
そこからは結構距離があり、
さらに、大型トラックや車がビュンビュン行き交う、
大通り沿いを歩かなければならない。
高速道路並みのスピード・・・
歩道なんてあったもんじゃない。
ひとつ間違うと、
ひかれて死んじゃいそうなので、
隣の小麦畑のわだちを通って行くことにした。
(小麦は踏んでませんよ)
ずんずん進んでいくと、
工事現場に遭遇。
っていうか、
ここが採掘現場かも!!?