翌日。
あれは夢だったのか・・・
と思うようなオパールの干からび具合。
磨いた後も水に浸けておいた方がいいとか、
水を吸収する性質があるため、
汚い水に浸けておくと、そんな色になってしまう説もあったり、
どうもオパールは取扱が非常に難しいらしい。
みんながくれたオパールもほとんどが粉々になってしまった。
残念!!
でも、気を取り直して、
最後は首都ジャカルタ!!!
実はジャカルタに、ジェムマーケットがあるらしい。
お世話になったウィジャヤホテルを後にし、
町を離れ、ジャカルタへ。
到着したジャカルタの駅は大混雑。
街は同じ国とは思えないほど近代的。
ジェムマーケットの場所はなんとなく調べたけど、
よくわからないので、人に聞いていく。
すると街中で、露店を発見。
お!?
オパール、売ってるのかい?
でも、あんまり遊色があるのはおいてなかった。
後ろから出てきた、ブラックオパールのサンポールは、
お値段20000円!!
ひょえ〜!採掘現場で買った方がだいぶお得だった。
寄り道しながらも、
ようやくたどり着いたジェムマーケット。
ここもまた巨大ショッピングモールみたい。
着いたけど、もう閉店時間直前。
なにやらものすごい人でごった返している。
加工できる場所もある。
キモンにもらった指輪の土台にそっくりなのも!
へぇ、いろいろカスタマイズもできるのね。
広いし、品数もジャンルもたくさんありすぎて、
もう頭がクラクラ。
石なんだかプラスティックなのかガラスなのか・・・
それさえもわからない。
いろいろ見たあげく、買ったのはライトだけ。
石も一個ぐらい買いたかったので、
ラブラドライトを値切って10000ルピア(約100円)で買う。
オパールも売ってたけど、少しだけ。
アフリカ産のに混じっていたベージュのオパールは、
水に浸けるとメラメラがなくなる、カメレオンオパールだそう。
結局、採掘現場では1回も見かけなかったなぁ。
それにしても、なかなかいいお値段。
こうして、あっという間に日が暮れた。
翌日、空港へ。
空港のお店に、なんとなんとオパールがずらり。
高い。そして採掘現場で見たのとちょっと違うのばかり。
ここにはほとんどブラックオパールも、ティーオパールもなかった。
あるのはカメレオンオパールばかり。
う〜ん。どこにあったのかな?
貝のオパールだって言うけど、本当かな???
なんだか、うそくさい。
結局おみやげは買わず。
でも、店員さんも私たちのオパールの指輪を見て、
すぐにブラックオパールとわかった。
空港のセキュリティーで警備の人に一瞬手を捕まれて、
あせったけど、
いいカリマヤ(オパール)してるね〜!!
って感じのジャスチャーだった。
この国では、やっぱりオパールは有名みたい。
うん、またゆっくり採りに来よう。